終わってみれば・・・

安田記念はロゴタイプが久しぶりの勝ち星で、G1レース3勝目を挙げました。

朝日杯ＦＳ、皐月賞に続いてのタイトルで、マイル～中距離がこの馬にはもっとも向いているのでしょうか？もちろん、鞍上の田辺騎手の好判断・好騎乗もありますね。

さて、ロゴタイプは父ローエングリンの代表産駒ですが、ローエングリン自身も期待の大きい馬でした。G1には届きませんでしたが、海外遠征にも出たり、ファンも多かったように思います。

ロゴタイプのオーナー、吉田照哉さんは言わずと知れた社台ファームの代表で、勝負服もお馴染みです。その勝負服で活躍したのが、モーリスの父、スクリーンヒーローです。祖父グラスワンダーから続く血をしっかりと受け継ぎ、今や世界までも手中におさめた名馬といっていいモーリスですが、これもまた、何かしらでつながる縁と言っても良いのでしょうか？

あくまでも結果論にはなるのですが、競馬がブラッドスポーツとして楽しまれるのは、こうした繋がりがあるからなのでしょう。

モーリスの母方はメジロ牧場の系統であることは有名ですね？オーナーブリーダーとして、天皇賞の優勝を目指して、サラブレッドの生産に取り組んでいたことでも知られるメジロ牧場。かつてはメジロアサマが安田記念を制しています。メジロの看板は今はありませんが、レイクヴィラファームとして生まれ変わった牧場が、脈々とその血を受け継いでいます。

そういった意味でも、安田記念に縁のある馬たちが活躍しているのは興味深いかもしれません。