祭りのあと、再び『夢』へ・・・。
Photo by Bunchaca
東京競馬場にて。
5週連続G1も無事終了。
今年もホースマンの夢が叶った、また叶わずに終わった、競馬の祭典『日本ダービー』が終わりました。
地方競馬のダービーはまだまだ続き、南関東の東京ダービーが6月8日に迫っています。
大井のレジェンド・的場文男騎手は、未だ東京ダービーを勝っていないという、南関競馬の摩訶不思議があります。
毎年のように「的場はダービーを勝てるのか?」と言われますが、あれ程の名手であっても、『ダービー』と言うレースに勝つと言うのは至難極まりないのだと思います。
南関東のクラシック競走は、アメリカの三冠レースと同様に春シーズンに全て行われています。
かつては羽田盃に始まり、東京王冠賞、東京ダービーと続いたのですが、現在は東京王冠賞がなくなり、統一グレード競走のジャパンダートダービーが、三冠目のレースに位置しています。
南関東三冠馬も、そう多く誕生しているわけではありません。東京王冠賞が行われていた時代には、7頭の三冠馬が出ており、最後に達成した2001年のトーシンブリザードは、ジャパンダートダービーをも制した唯一の『四冠馬』でもあります。
牝馬で三冠馬になったロジータまでは、東京王冠賞は秋の開催で、距離も中央に近い形(東京王冠賞は2,600m)でした。
アメリカ形式の三冠に移ったのは1996年から。このスタイルになってからの三冠馬は前述のトーシンブリザードだけです。
一昨年のハッピースプリントが二冠に輝いたものの、三冠目で惜しくもカゼノコにハナ差交わされ2着に終わっています。
的場騎手はアンサンブルライフとのコンビで今年の東京ダービーに挑みます。羽田盃は着外に敗れていますが、素質は充分。もちろんライバルも強いですが、ヒケをとらない走りで悲願達成が期待されています。
さて、中央競馬は来年に向けての2歳新馬戦が始まりました。
今年以上の素質馬が揃っているとも噂される2歳世代。夏競馬に向けて、若駒たちの熱い闘いがこれから繰り広げられていきます。
ダービーからダービーへ。
ホースマンたちの夢の結実へ向けてスタートが切られました。
あなたの夢はどの馬に託しますか?
ちなみに、私の一口馬が東京開催でデビュー予定とか。
ダービーとは行かないまでも、勝ち上がりを期待せずにはいられません。
叶うことなら、来年の府中の夢舞台に立つことを夢見たい、と思っています。
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