第37回ジャパンカップ(G1)

この秋はキタサンブラックと共に。
そう誓った秋・初戦の天皇賞・秋は見事に優勝。
極悪の不良馬場を物ともせずに圧巻の走りを見せてくれました。

2戦目となるジャパンカップは昨年に続いての優勝がかかる一戦。

絶好の天気と良馬場に恵まれ、1番人気に推され迎えたレースは、自らがペースを握っていく展開になりました。
ドイツのギニョールがハナを奪う展開も予想されましたが、やはりスタートの良さがドイツ競馬とは違うのか、キタサンブラックの後を拝む形になりました。

1,000mの通過が1分00秒2、予想ラップより若干早いペースながら、後続を従え勝負所へ。

キタサンの脚を測るかのように、シュヴァルグランは好枠を活かしてくらいつきます。2番人気の3歳馬レイデオロも、中位から外へ。

力でねじ伏せに行ったキタサンブラックでしたが、残り100でシュヴァルグランに差され、ゴール寸前でもレイデオロに交わされての3着に終わりました。

同世代のシュヴァルグランに後塵を拝した今回。
激しい戦いの前走を上げれば多少の仕上げ不足はあったのかもしれません。それよりも、条件をフルに活かしたシュヴァルグランとボウマン騎手の好騎乗は見事だったと思います。ましてや、ヴィルシーナ、ヴィブロスに続く3兄弟姉妹のG1勝利は素晴らしい記録です。

2年前の宝塚記念も、同じような展開でマリアライト、ドゥラメンテに敗れ3着だったキタサンブラック。しぶとさと脆さは裏腹で、それでも崩れない芯の強さは歴代の名馬に比肩すると思います。

いよいよ次走が最後の戦い。
そして悲願の有馬記念制覇がかかっています。

データはキタサンブラック不利を示しており、挑むハードルはおそらく相当なものだと思います。

有終の美を飾れるよう、最後まで一生懸命に応援したいと思います。

Self Portrait

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