敗北。
マジックは出ていても、全て勝たねば優勝はできない。
勝負というのは常に非情、勝つか負けるかしかない。
楽天に負けた。
それ以外の事実は、そこには存在しない。
負けたから、優勝出来なかった。
それが、今シーズンのマリーンズだ。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、とは故・野村克也氏の言葉。
肝心な時の一本が出ない。
不必要な四死球、失策は必ず点に絡んでくる。
昨日の試合は守り勝つ試合でなく、攻めてこそ勝ちに行く試合だったのかもしれない。
終わってからは外野はなんでも言える。
実際に戦っている選手たちの方が、想像を計り知れないくらい悔しいはず。
ただ、
ファンもそれに劣らず悔しい。
たかが野球くらいで、とも言う人はいる。
だが、されど、私にとっては、ファンにとっては大切な野球なのだ。
CSから勝ち抜けていけば、日本シリーズで勝つ機会は確かにある。
しかし、
シーズンを純粋に1位、優勝してからこその日本シリーズというのは、誰しもが思うはず。
オリックスは25年待った。
千葉ロッテは47年たった今でも、その栄誉に届いていない。
2005年、2010年は確かに日本一になった。
しかし、必ずそれには、シーズン優勝という欠けたピースが存在する。
言葉悪い輩は、それをメッキで塗られた勝利と揶揄する。
何人たりともぐうの音が出ないくらいの結果を残すには、シーズン1位での優勝しかないのだ。
悔しいのは、
本当に力負けなんだ、今シーズン。
だから優勝に手が届かなかった、と思う。
だから、来シーズン。
この悔しさを必ず喜びに変えよう、チームもファンも。
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