ディープインパクト考

タイトルほど仰々しいことは書けないのですが・・・。

『競馬は知らないけど、ディープインパクトなら知ってる』、とおっしゃる方もいるのかな、と。

競走馬として、また種牡馬としても数々の名馬の父としても、実績を築きあげているディープインパクト。

日曜日(3月20日)に中山競馬場で行われたフジテレビ賞スプリングSでも、ディープインパクトを父に持つマウントロブソンが勝ち、産駒の7週連続中央競馬重賞競走勝ちをおさめました。

3歳牡馬クラシックレースと呼ばれる路線において、有力馬のほとんどがディープインパクト産駒で占められている、といってもいいくらい、年明け以降の主要競走を総なめしています。

ライバルと目されているキングカメハメハ産駒にも、朝日杯を制し、大物感漂う2歳王者・リオンディーズや素質確かなエアスピネルがいますが、
弥生賞ではディープインパクト産駒の素質馬・マカヒキに敗れてしまいました。

まだサトノダイヤモンドという超良血馬の大物も控えていますし、指定オープンの若葉Sでも、アドマイヤダイオウが粘り勝ちするなど、持ち駒に不自由しない布陣がそろっています。

マウントロブソン、マカヒキの2頭はオーナーも父と同じ金子真人氏。マカヒキに至っては父と同じで無敗のステップを踏んで本番の皐月賞にむかいます。

従来は中山コースが得意ではないとされたディープインパクト産駒ですが、それも今や昔。コース替わりすら苦にせず、いとも容易く重賞を勝ってしまう・・・偉大なる父・サンデーサイレンスをも凌駕するところまで来ているのでしょうか?

現役時代のディープインパクトは私も惚れ込んでいた馬ですから、産駒の活躍は確かにうれしくはあるのです。

が、

あまりにも活躍馬が多く、興醒めになっている自分もいるのです。あえて産駒のなかではキズナが好きだったのですが・・・。

偉大過ぎるがゆえのジレンマ。
どうにか一矢報いるライバルの出現を期待せずにはいられない天の邪鬼な私です。

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